ヒダマルの子育て情報館。

お子さんとの生活の知恵、怪我や病気の対処法などをお伝えします。

赤ちゃんの夜泣きに悩む方へ【エスケープの勧め】


 妊娠・出産を乗り越えて、念願の赤ちゃんがお家にやってきました。
 小さな命に感動し、その腕に抱ける幸せを噛みしめていることでしょう。


 ただ、ここからは、新たな戦いの始まりです。

 天使のような赤ちゃんによる、「今夜は寝かせないぜ……?」的展開が、毎日続きます。

 

 

 

 

赤ちゃんは、泣く。

 赤ちゃんは、泣くのが仕事です。
 というより、泣くことくらいしかできません。厳密には違いますが、世界に対する能動的なアクションとしては、「泣く」くらいしか方法を持たないのです。

 そりゃ、泣きます。

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 赤ちゃんは、夜も昼も関係なく(実際に区別なんてついてません)、お腹がすいたら泣きます。暑かったら泣きます。寒くっても泣きます。おむつが汚れたら泣きます。なんか気持ち悪かったら泣きます。びっくりしたら泣きます。

 特に理由がなくても泣きます。

 泣きたかったら泣きます。

 泣きたくなくても泣きます。


 とにかく、泣くのです。

 全力で、泣くのです。

 

 なぜか?

「生きてるから」です。

 

 

 

夜泣きと授乳。

 全身全霊で泣く赤ちゃんの相手をするのは、基本的にはお母さんなのだろうと想像します。
 なんといっても、おっぱいが出せますから。


 女性は男と違って、身体が柔らかいのも一因です。

 ヒダマルも保育士時代、「あー、ごつごつしてるよね。ごめんね」と思いながら赤ちゃんを抱っこしていました。筋肉が当たってるのが分かるのです。
 赤ちゃんとしては、女性に抱かれていた方が気持ち良いでしょう(おそらく)。

 

 

 しんどいと思います。

 3時間おきくらいで授乳しないといけなかったり、抱いても揺らしても泣き続けたり、寝たと思ったらうんちが出てたり、これで問題なしと思いきやまた授乳の時間が来たりと、産後の身体には堪えるものがあるでしょう。

 


 生まれたてのか弱い身体・か弱い泣き声だったらまだしも、あっという間に大きくなります。


 そろそろ、抱っこしとくのしんどいぜ?

 泣き声がさ、近所迷惑レベルになって来たぜ?


 ってなっても、赤ちゃんは赤ちゃんですから、まぁ泣きます。

 

 

 

耐えられなくなったら。

 そんな日々に、もしも耐えられなくなったら。

「思ってたのと違う」と頭によぎって、精神的に厳しくなったら。


 逃げましょう。

 エスケープするのです。

 

 お父さんがいれば預けて、赤ちゃんのいない部屋に移動して、ちょっと一息つくのです。泣き声? 気にしません。

 預けられる人がいない? 最悪の事態にならなければ大丈夫です。一休みしましょう(この場合、少なくとも目は離さないようにして下さい)

 

 

最悪の事態とは。

 ところで、子育てにおいて、最悪の事態とは何でしょう?

 即答できる方はなかなか凄いと思います。プロ並みの意識です。保育士だって、キッパリと答えられる方は意外と少ないかもしれません。

 


 答えは、


「子どもが死ぬこと」

 

 です。 

 

 

泣いている=生きている。

 赤ちゃんが泣く理由は、一言で表せば「生きてるから」でした。

 と、いうことは?


泣いている=生きている」!


 何の問題がありましょうか。

 

 


 一歳未満児の死亡原因第一位は、「窒息」です。
 窒息しながら泣き叫べる人間はいません。安心です。

 

 死亡原因第二位は、「溺死」です。
 水気のない場所で溺れる人間はいません(子どもの周囲にほんの少しでも、洗面器に数センチでも水があれば、話は別です)。これも安心。

 

 死亡原因第三位は、えっと、「転落」「乳幼児突然死症候群(SIDS)」だったかな?
 赤ちゃんが床に寝ていれば、これも安心。「乳幼児突然死症候群」は、まず呼吸が止まりますから、泣いてるのなら無問題。

 

 

 もう一度言います。

「泣いている=生きている」です。

 

 子どもの夜泣きに、親が精神をやられてしまうのなら、ちょっとくらい逃げたっていいのです。余裕のない時に限り、ですが。

 

 

 思い切って、10分(思い切り過ぎか?)。


 赤ちゃんの泣き声を気にせずに、深呼吸してみましょう。限界まで吸って、思い切り吐き出しましょう。

 紅茶でも入れて、甘いお菓子をつまみましょう。


 10分間、泣きっぱなしです。

 今は、いいのです。


「泣いている=生きている」ですから。

 


 褒められた行為ではないかもしれません。

 けれど、親だって人間です。

 子どもが生きているのなら、ひとまずは最悪の事態ではありません。

 メンタルをやられて余裕のない状態で関わり続けるよりは、こういった工夫を入れたって良いのです。

 

 余裕のない時に限り、ですよ。

 

 

 

目安は、5ヶ月くらい。

 かといって、赤ちゃんによる唯一の自己主張「泣く」を毎回無視している訳にもいきません。「サイレントベイビー」という言葉は聞いたことがあると思います。

 また、あまり大きくなってからコレをやると、子どもの精神面に影響を及ぼす危険が増します。「自分が泣けば、養育者が助けてくれる」と既に理解している子に対して「ほったらかし」をすることは、命はともかく、人生に影響を及ぼす懸念が残ります。

 

 

 ヒダマルの考える目安は、多く見積もって「5ヶ月」くらい。

 この頃になれば、夜は4~6時間くらいはまとめて眠ってくれますし(もちろん、個人差はありますが)、離乳食も始まるので、授乳のみに栄養を頼る必要が減ってくるためです。ここまで耐えれば夜泣きは落ち着く、はず。

 また、ずりばいだったり寝返りだったりと、自分で動ける方法が増えるため、目が離せなくなってきます。ここまで来て目を離すのは、少々危ない。

 


 1歳を過ぎても夜泣きはありますが、乳児の時とは理由が違うので、根本的な解決方法がない訳でもありません。

 


 まずは、5ヶ月。

 子どもが生きていることに感謝しながら、耐えられない時は、ちょっとだけ我慢もしてもらって。

 親も子も、健やかであれたらいいですね。

 

 

 

まとめ。

 夜泣きに悩むお母さまに向けて、提言してみました。お役に立てれば幸いです。

「赤ちゃんのお世話をするのは当然お母さん」みたいな立場にも聞こえますが、実際の現場ではそうなんだろうなぁ、と感じているので。男にも頑張ってほしいなぁ。


 ……え、あなたはお父さま?

「夜泣きは凄い(らしい)けど、そんなに悩んではない」って?

 

 うん、もっと悩め💛

 

 子育ては「手伝う」もんではないですからね?

 そもそも、お母さんがエスケープなんて選択肢を取らざる負えなくなる前に、アナタが泣いてる赤ちゃんを預かるべきです。

 

 


 それと、こういうブログは本来なら、「0歳児はこう」「1歳児はこう」と、月齢別にこんな特徴がありますよ、こんなことが出来るようになりますよ、みたいな解説から進めていくのが定石なのでしょうけれど。

 しかし、ぶっちゃけますが、


 そんな普通の知識が欲しければ、ヒダマルみたいな木っ端ブロガーに頼らず、書籍を読んだ方が早いです。


 それに、確実です。

 

 なのでヒダマルは、思いついたトコから攻めていくことにします。今回のコレなんか、人によっては今日から役立つ工夫ですし。

 

 

 ただ、脅す訳ではありませんが。

泣いている=生きている」ということは、裏を返せば「眠っている=生きている?」とも言えます。
 先に挙げた乳幼児突然死症候群では、子どもは、「眠っているうちに寿命が来た」としか言えないような死に方をします。まず、呼吸が止まります。

 保育士からすれば、泣いている赤ちゃんよりも、静かに眠っている赤ちゃんの方が怖いのです。


 うん、次回はこの辺りに言及してみましょう。今決めた。

 


 それでは、また。

 ていきっといーじー!